伝統的な煙出しのある風格ある外観を見せる明治4年の民家。





LDKへ直接つながる家族用の脇玄関。



高窓から朝日の入る明るい玄関ホールに。



力強い梁と間接照明によるホール空間。



伝統的な田の字和室も断熱工事を施工し快適に。



柱、梁や建具が調和した掘りごたつのあるLDK。



丸太梁をアクセントにした2階のセカンドリビング。


 

 

住まいの情報

竣工年月 2020年4月
施工面積 446.34㎡
地  域 越前町

お客様の声

Q.

家の歴史をお聞かせください。
A.
明治5年(1892年)に建てられた 築約150年の古民家です。

Q.

再生をされた理由をお聞かせください。
A.
再生によって、更に150年家を存続させることが出来るということを聞いて、再生することに決めました。

Q.

民家再生をされて大変だったことをお聞かせください。
A.
柱の位置や段差などにより、間取りや部屋の位置が限定されるので、設計が大変だったかなと思います。

Q.

再生後の生活はどのように変化されましたか?
A.
家の中が明るくなったことで、柱や梁組がきれいに見えるようになり、古民家特有の味わいが生かされた癒しの空間に甦りました。家の中の段差が無くなったことで、掃除がスムーズに出来るようになり、また、年老いた母も移動しやすくなりました。水回りについては、家事や生活の流れに応じた配置や最新の設備など取り入れて、効率良く快適に過ごせるようになりました。

Q.

これから民家の再生を考えている方にアドバイスやメッセージをお願いいたします。
A.
長年にわたり守り継がれてきた古民家を再生することで、住みやすい空間に蘇ることを実感しました。民家の風情を感じながら快適に生活できることに感謝しています。また、このタイミングで耐震工事もしていただいたことで、防災面の心配も解消されました。